2024年の夏は盆を過ぎても相変わらず暑い日が続いていますね。
気象庁の発表によると、2024年6月~8月までの気温は、気象庁が1898年に統計を取り始めてから、去年と並び最も高くなったとのことです。
今年の猛暑前はゴキブリが多いと感じていたのですが、ゴキブリにとっての適温は18~32℃くらいなので、気温35℃を超えるような猛暑日が多くなると、ゴキブリの活動は逆に抑制されてしまうのではないかと思います。
カメムシにおいても昨今各地での大量発生が認識されているように体表が緑色の個体(ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ)が見受けられるようになりました。これまでカメムシは秋頃の山沿いでみられるクサギカメムシ(茶色)が大半で、この時期にはカメムシ自体をあまり見かけることはありませんでした。気候変動により、カメムシやゴキブリなど虫の発生状況に変化が生じてきているのかも知れませんね。